夢の雫、黄金の鳥籠(18) 篠原千絵 推しマンガの感想レビュー備忘録。スレイマンの母の死。

推しマンガ。

波乱万丈な歴史絵巻なんですが、主人公が後宮を出られないので

いろいろフィクションで出入りさせてます。

後宮で権力を握り、息子という次代の皇帝候補を得た今

一度は愛した宰相と戦うことを選んだヒュッテム

すごいです。

ネタバレ注意

夢の雫、黄金の鳥籠(18) (フラワーコミックス α) [ 篠原 千絵 ]

夢の雫、黄金の鳥籠 | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)

少女マンガのレビュー | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)

16世紀初頭のお話です。

黄金の鳥籠、とは後宮のことで

皇帝の妃として、子供を産みますが

一人が皇帝として立つと、他の子供たちは全員殺されます。

これは、すごいな・・。

後継者争いをしないため。ということですが

その前に、後宮の中では、妃同士での暗殺のやり取りもすごいのね・・。

現在、スレイマンの後宮には

ヒュッレムの子と、ギュルバハルの子しかいない。

ヒュッレムは、王子たちはすべて生かしたいとおもっているけれど

伝統に逆らうことは難しい・・。

ムスタファは、長兄ということでイスタンブールを出て政治を学びはじめることに。

当然、母のギュルバハルも後宮を出ることになるのね

寵愛が減る・・。

ってことで、ヒュッテムとギュルバハルがにらみ合ってるお茶会で

スレイマンの母上が突然死いたします。

ヒュッテムの最初の子・メフメトが、自分の子かもしれない、と疑っているイブラヒムは

皇統を守るためにも、メフメトを皇帝にしない、と決めてまして

メフメトの暗殺を計画し、未遂におわりましたが、それがヒュッテムに

覚悟を持たせます。

ヒュッテムは、文書の偽造でギュルバハルを、王子ごと後宮から追い払い

次は、イブラヒムが王に謀反の疑いあるような書類を偽造して

イブラヒムの追い落としを実行し始めます。

ヒュッテムが後宮の主になれば、死ぬものが減る、という

この大義を持って、後宮や配下を掌握するのがすごいです。

次巻はどこまで描かれるのかな?

夢の雫、黄金の鳥籠 18
夢の雫、黄金の鳥籠 18

夢の雫、黄金の鳥籠 18

[著]篠原千絵

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夢の雫、黄金の鳥籠(18)posted with ヨメレバ篠原 千絵 小学館 2023年06月09日頃 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle