推しマンガ。
アルカサル王城、と同じ時代に、修道士ファルコという同じ作家のシリーズがあり
そのファルコシリーズに出てくる、元市警だったオド、を主人公にしたのが
このシリーズです。
前のシリーズを知らなくても、市警オド、シリーズでも十分楽しめます。
少女漫画ですが、がっつり推理ものになっているので
新刊をいつも楽しみにしてました
作家さんも年齢を重ね(画業60周年)、新刊が出にくくなりましたね。
ケルン市警オド 7 (プリンセス・コミックス) [ 青池保子 ]
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ケルン市警オド(7) 目次
28~35
ミステリーボニータ連載
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ケルン市警オド(7) ネタバレ注意
ケルンの富豪、デーリング家は
爺さんと、その友人が権力を持ち
その息子は、後継、ってだけで影が薄い
爺さんの孫のヒューゴとラティカ夫人は、美男美女で有名
で、ヒューゴの弟オラフが、旅芸人だったダナエと結婚し
悪い女にだまくらされた、と巷ではゴシップ満載ですが
オラフとダナエはラブラブですね
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オラフとダナエの結婚披露宴
富豪なので、料理もりだくさんの式典でしたが
その式典の間に、美人の兄嫁のラティカ夫人が急死します
検死の結果は、足跡が乱れていたのをオドたちが見抜いた通りに
蜂に追われ、刺されてのアナフィラキシーショック死でした
☆
ですが、その次に次男の嫁が死体で発見されます
これは、旅芸人仲間が、ダナエが金持ちと結婚したのを
嫉妬してのゴタゴタ死でした
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ただ、その真相にたどり着く前に
デーリング家に、八芒星のついた、小箱とかいろいろが贈られていて
これを見た、爺様と、爺様の友人がビビッてました
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で、最後には爺様の友人が、油のまかれた部屋に閉じ込められて殺され
連続殺人が3件続いたところで
最後の殺しは、爺様に蔑ろにされていた息子の犯行とわかります
爺様たちの現在の成功は、親切にしてくれたイスラム教徒の一家を
皆殺しにして得た財産が元手でした
この時代、十字軍が合った通りに、イスラムを殺すのは
キリスト教徒に推奨されていたのね
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息子は、友人になり、恩のあったイスラム一家を殺したのが
ずっと心の痛手で、父親たちに抑圧されていたこともあり
今回の凶行に出てました。最後は父親を刺殺しておもともに
荒れる川へドボン
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遺書として顛末が残っていたので
事件はきれいに落着いたしましたが
オドは、こういう色々を見て、修道院へと入ることになるようです
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posted with ヨメレバ
青池保子 秋田書店 2025年04月16日
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