ポーの一族 秘密の花園(1) 萩尾望都 感想レビュー備忘録。

大好きな推しマンガ。

ポーの一族は、ずいぶん前の連載でしたが

それが再連載となって大騒ぎとなり(私的に)

で、そんな近年開始分も、本作で3作目となります。

春の夢

ユニコーン、本作である秘密の花園(1)

(2)も出ていて読了なので、感想レビュー備忘録書きます。

ポーの一族 秘密の花園(1) (フラワーコミックス) [ 萩尾 望都 ]

ポーの一族 | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)

赤ん坊のリデルを育てて

おばあちゃまのとこに返したあとの話ね

エドガーは大老から直接吸血鬼にされてるので

力がとっても強いのね

だから、一族としては、隠れ里に戻ってほしい。

でも、エドガーは無理やり一族にされてるので(ここらは初期の作品に描かれてる)

一族が大嫌いで

ただ、かわいいたった一人の肉親だったメリーベルを一緒に一族にしてくれて

ポーツネル男爵の子供、と偽装する生活には、それなりに安心して受け入れてた

でも、メリーベルが吸血鬼とバレて銀の銃弾で撃ち殺されて消え

逃げようとした男爵夫妻は、馬車の事故でつぶれて消え

一人残ったエドガーは、メリーベルを知るアランという同年代の少年を

吸血鬼の仲間にして、二人で放浪する道を選びます。

吸血鬼にしたばっかで目覚めると、反射的に血を求めるので

ある夫婦を襲って血(というか生気だな)をゲットしたら

リデルという幼女がいて、生気の量は大したことないので

太らせてから食うつもりだったのか、連れ歩いて

結果的には、リデルは祖母のとこに返されます。

結果、エドガーとアランの二人放浪が再開されますが

エドガーは強いのでほとんど昏睡(冬眠みたいなの)はしませんが

アランはいきなり昏睡しちゃう。

今回も、馬車の事故で冷たい河に落ちて冷えたら

昏睡しちゃって、それが死人みたいで

拾ってくれた館の主のアーサーは、母が自殺したり

まぁ、いろいろあった人で人嫌いでもあり

エドガーが人間ではない=エルフとして受け入れて

滞在を許すわけです。

再会されたシリーズの出色なとこは

エドガーの放浪記というより

エドガーが知り合った人たちのドラマが色濃く書かれているとこで

アーサーの母は、夫が愛人との間に子供とか作っているので

アーサーが愛していた、地元の華やかの娘・パトリシアとの結婚を

アーサーには無断で断ってたりして

このパトリシアは、現在の夫との不仲により

過去の想い人であるアーサーのとこに頻繁に訪れたりしてます。

勧められた酒で体調を崩したエドガーが

老女を襲って生気を喰ったり

アランがこもっている小屋を開けようとした修道士を襲ったり

まぁ、いろいろやらかすわけです。

ポーの一族 秘密の花園 1
ポーの一族 秘密の花園 1

ポーの一族 秘密の花園 1

[著]萩尾望都

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