かげきしょうじょ!!(15) 斉木久美子 推しマンガ。私の感想レビュー備忘録。番外編が絶品。

推しマンガ。

アニメ化を見損なって、ほんとうに残念。

アニメ化の後に存在を知ってから、一気読みして、今は新刊が出ると読んでます。

メロディという月刊誌で隔月連載で、4つのお話で1冊ですが

ほぼ1年に1冊なのですよ。

次巻は25年の夏、と告知されてます。

かげきしょうじょ!! 15 (花とゆめコミックススペシャル) [ 斉木 久美子 ]

かげきしょうじょ!! | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com) このシリーズ既刊の感想レビュー備忘録。

かげきしょうじょ!!(15) 目次

48~50

番外編「リプリング」

かげきしょうじょ!!(15) ネタバレ注意

大人気のスポ根ミュージカル漫画、って帯にありますが

すぽ根なんだろうか・・?

げんざいさらさは2年生で、最高学年です。

夏休みが終わり、音楽学校に戻ってきた2年生たちは

文化祭に向かって動き出します

文化祭での2年生の出し物は「リプリング」

有名な作品で、新人オペラ歌手のデボラが、新人つぶし、と言われる

難しいオペラの「リプリング」に抜擢されたけど、上手にできず

落ち込んでいた交通事故にあい、気付いたらリプリングの世界へ転生。

そこで、リプリングの作者といろいろあって、って舞台です

さらさの舞台演出は、父の継いだ娘さんがするようです

で、水野先生がじっと授業参観するんで、みんな、落ち着かない

が、水野先生とお話するさらさ(じゃんけんで負けた)から、先生の真意がわかって納得です

同じころ、朝の連続テレビ小説で、劇団にいる少女の出世話、が展開してます

そして、さらさたちの文化祭演目でキャスティングが発表されます

さらさは、サクッとショートにするんですが、すぐに生え際から髪がはねあがっちゃうのね

ほほ

番外編は、舞台の演目である「リプリング」のお話

マリアカラスだけが歌いこなした、新人いびりの難曲。

歌えば将来のスター。歌えなければドツボの新人、という曲ね

で、選ばれたデボラが、作曲家に、こんな曲作りやがって、と悪態ついて

酔って交通事故にあったら、作曲家・ラファエルの生きてる18世紀にタイムトリップ

ドレスの着方もわからない、というデボラですが

オペラ歌手の歌唱力はほんものなので

貴族のパーティーにラファエルと呼ばれ、そのピアノでデボラが歌うと

パーティーは大成功。で、デボラはラファエルのとこに居候。

ラファエルには、パトロンの貴族がいて(この時代は芸術のパトロンは必須)

妹が辺境伯に嫁ぐ前までは、自由にしてやりたい、っていう伯爵さま

で、彼からデボラは、愛人にならないか、と申し出が

(これも、めずらしいことではない)

が、ラファエルとまぁ、いろいろ恋しくなりまして、最終的には

キスまでしたんですが、ベランダから飛び降りたとこで、デボラは現代で目覚めます

あっちの世界にいたはずのメイドさんが、こっちの世界の看護婦さんで

実際の転生ではなかったらしいけど

作者の心をきちんと見つめられたデボラのガラコンサートは、大成功でおわる

って感じでドラマは終わります

この短編、すばらしい!

この番外編は、作者さまが20年前に描いた短編のブラッシュアップ版らしいです。

今でも魅力的ですからね~

ということで、次巻も楽しみです(^^)

かげきしょうじょ!! 15

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斉木 久美子 白泉社 2024年09月05日

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