軍靴のバルツァー(18) 中島三千恒 推しマンガ。私の感想レビュー備忘録。生徒たちの死亡に動揺するバルツァー。

推しマンガ。

作者さんのコメによると、最短3巻で終了できるプロットだったそうですが

18巻まで来ましたね

19巻は24年12月だそうです

これが最終巻になるのか?

現在がクライマックスであることは、間違いないです。

軍靴のバルツァー(18) (KCデラックス) [ 中島 三千恒 ]

軍靴のバルツァー | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com) このシリーズ既刊の感想レビュー備忘録。

軍靴のバルツァー(18) 目次

104、要塞

105,アドバイスは必要かい?

106,理性と情念

107,覚悟の時

108,真贋

軍靴のバルツァー(18) ネタバレ注意

帝国から、弱小の隣国の士官学校教師として送られたバルツァー。

生徒たちはかわいいし

隣国の第二王子は、第一王子から権力奪ったうえに

王家を廃止して大統領におさまっちゃう

一方、バルツァーの母国の帝国では

王家から軍部が権力を簒奪しちゃったから

バルツァーが手伝って、亡命国家を樹立

軍事帝国の方は、亡命国家をぶっつぶすために

隣国に宣戦布告、でございます。

戦争が長引いて、厭戦の機運が高まる中で

騎士のトッカンに、機関銃での虐殺、という対策が生まれたり

火薬の高性能化で、コンクリートのトーチカが生まれたり

架空の国の話ではありますが

ヨーロッパの第一次世界大戦の泥沼化した状況が

バルツァーたちの周りで起こってます

帝国の老害の将軍たちは、飽きずに歩兵のとっかんを指示し

帝国の兵士は、ムダに死ぬことにあきあきしてる

バルツァー配下の、亡命国家を守護するバーゼルランドは

突撃兵に機関銃をお見舞いし

自分たちの領地側には、強固なトーチカを構えて万全

このまま、帝国がすり減るのを、待つ、と思ってたんですが

バルツァーと同期で、同じく天才のリープクネヒトが、井戸の水位が落ちているのを発見

それをバルツァーに報告すると、同じく天才のバルツァーは、敵の帝国側が

地下坑道を作っていると推察します

機関銃の餌食になっている、地上のとっかん兵は囮だったのね

少しためらったバルツァーですが

今までの優位だったトーチカ含めて、撤退を指示

ほんのちょっとの合間でしたが、そのすぐあとに、敵の坑道作戦が決行

バルツァー側の陣地は足元からの爆破に大混乱です

トマスとマルセル、というバルツァーの秘蔵っ子が

破滅した陣地のしんがりとして残る、と言い

マルセルの配下が味方の退避の時間を稼ぎます

うん、このシーンは是非本作を購入して見てください

戦争ってこういうもんなんだ・・。

トマスの兵の後ろから、塹壕から機関銃を掘り出してきたマルセル部隊が掩護し

彼らのおかげで、後方が撤退できる中で

彼らと交代する、ってリープクネヒトが、決死兵を率いて交戦場へ

マルセルとトマスたちは、撤退できます

地下大爆破作戦で、バルツァーの率いる本隊は鉄道に乗ったりして

いちおう撤退完了

でも、王都では、戦争反対の大集会です。戦争はお金がかかるからね

帝国の方も、お金がなくなってるはずなのに、軍事国家というくそったれで戦争維持してます

バルツァーは、戦争の終わらせ方を模索しますが、旧友の誘いにうっかりのったら

アウグスト大統領から、しっかりしろ、って

さて、地下坑道での爆破作戦ののち、バルツァーたちの防衛線はどんどん王都に移動し

それをおっかける帝国側は、ものすごい戦死者をものともせずに

最後の一手をと、王都へと進みます

ですが、帝国の首都で、人民による反乱が始まり、軍は停止を余儀なくされます

おお、ついに人民による革命、というか意志表示がはじまりましたね

12月発売の次巻では終わりそうにないけど

2025年には完結するかな。

とっても楽しみです(^^)

軍靴のバルツァー(18)

posted with ヨメレバ

中島 三千恒 講談社 2024年06月07日

楽天ブックス

楽天kobo

Amazon

Kindle

訪問、ありがとうございました。  

このブログが、購入のヒントになったよ~、とポチして下さると、うれしいです。  \(^0^)/

にほんブログ村 漫画ブログ コミックス感想へ

にほんブログ村

本ブログは、読了後のプロモーションを含んでいます。