推しマンガ。
作者さんのコメによると、最短3巻で終了できるプロットだったそうですが
18巻まで来ましたね
19巻は24年12月だそうです
これが最終巻になるのか?
現在がクライマックスであることは、間違いないです。
軍靴のバルツァー(18) (KCデラックス) [ 中島 三千恒 ]
軍靴のバルツァー | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com) このシリーズ既刊の感想レビュー備忘録。
☆
軍靴のバルツァー(18) 目次
104、要塞
105,アドバイスは必要かい?
106,理性と情念
107,覚悟の時
108,真贋
☆
軍靴のバルツァー(18) ネタバレ注意
帝国から、弱小の隣国の士官学校教師として送られたバルツァー。
生徒たちはかわいいし
隣国の第二王子は、第一王子から権力奪ったうえに
王家を廃止して大統領におさまっちゃう
☆
一方、バルツァーの母国の帝国では
王家から軍部が権力を簒奪しちゃったから
バルツァーが手伝って、亡命国家を樹立
軍事帝国の方は、亡命国家をぶっつぶすために
隣国に宣戦布告、でございます。
☆
戦争が長引いて、厭戦の機運が高まる中で
騎士のトッカンに、機関銃での虐殺、という対策が生まれたり
火薬の高性能化で、コンクリートのトーチカが生まれたり
架空の国の話ではありますが
ヨーロッパの第一次世界大戦の泥沼化した状況が
バルツァーたちの周りで起こってます
☆
帝国の老害の将軍たちは、飽きずに歩兵のとっかんを指示し
帝国の兵士は、ムダに死ぬことにあきあきしてる
バルツァー配下の、亡命国家を守護するバーゼルランドは
突撃兵に機関銃をお見舞いし
自分たちの領地側には、強固なトーチカを構えて万全
このまま、帝国がすり減るのを、待つ、と思ってたんですが
バルツァーと同期で、同じく天才のリープクネヒトが、井戸の水位が落ちているのを発見
それをバルツァーに報告すると、同じく天才のバルツァーは、敵の帝国側が
地下坑道を作っていると推察します
機関銃の餌食になっている、地上のとっかん兵は囮だったのね
少しためらったバルツァーですが
今までの優位だったトーチカ含めて、撤退を指示
ほんのちょっとの合間でしたが、そのすぐあとに、敵の坑道作戦が決行
バルツァー側の陣地は足元からの爆破に大混乱です
☆
トマスとマルセル、というバルツァーの秘蔵っ子が
破滅した陣地のしんがりとして残る、と言い
マルセルの配下が味方の退避の時間を稼ぎます
うん、このシーンは是非本作を購入して見てください
戦争ってこういうもんなんだ・・。
☆
トマスの兵の後ろから、塹壕から機関銃を掘り出してきたマルセル部隊が掩護し
彼らのおかげで、後方が撤退できる中で
彼らと交代する、ってリープクネヒトが、決死兵を率いて交戦場へ
マルセルとトマスたちは、撤退できます
☆
地下大爆破作戦で、バルツァーの率いる本隊は鉄道に乗ったりして
いちおう撤退完了
でも、王都では、戦争反対の大集会です。戦争はお金がかかるからね
☆
帝国の方も、お金がなくなってるはずなのに、軍事国家というくそったれで戦争維持してます
バルツァーは、戦争の終わらせ方を模索しますが、旧友の誘いにうっかりのったら
アウグスト大統領から、しっかりしろ、って
☆
さて、地下坑道での爆破作戦ののち、バルツァーたちの防衛線はどんどん王都に移動し
それをおっかける帝国側は、ものすごい戦死者をものともせずに
最後の一手をと、王都へと進みます
ですが、帝国の首都で、人民による反乱が始まり、軍は停止を余儀なくされます
☆
おお、ついに人民による革命、というか意志表示がはじまりましたね
12月発売の次巻では終わりそうにないけど
2025年には完結するかな。
とっても楽しみです(^^)
☆
posted with ヨメレバ
中島 三千恒 講談社 2024年06月07日
★
訪問、ありがとうございました。
このブログが、購入のヒントになったよ~、とポチして下さると、うれしいです。 \(^0^)/
本ブログは、読了後のプロモーションを含んでいます。