推しマンガ。
作家買いしているシリーズです。
この岸辺の唄シリーズは、鬼人っていうのが出てきてまして
ここらがファンタジー。
本作は、前の二作は2020年ですが、最後の一つのお話が23年で
この本が出たのが24年でした。
単行本化が遅いの~
岸辺の唄 | 推しマンガ探ブロ。 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録
今市子 | 推しマンガ探ブロ。 今市子作品既刊の、感想レビュー備忘録
☆
白羽の矢を追って(岸辺の唄シリーズ・5) 目次
白羽の矢を追って・前編
後編
流砂の使者達
☆
白羽の矢を追って(岸辺の唄シリーズ・5) ネタバレ注意
村から「いけにえ」を選ぶ神の使いの白い鳥が消えた
その鳥を連れ戻すことを命じられたのは
母親同士が犬猿の仲である、マキナとミシネットの二人の少女
旅立ちの間際、マキナは母親に、ミシネットを殺すように毒を渡される
で、二人は里をでるんだけど
初めての外界が、めずらしく怖いのね
長身のミシネット
小柄なマキナ
里は冬だったのに、里を出て砂漠に行ったら熱い
そこのオアシスで一人の男と出会う
マキナは、人の嘘を見抜ける子らしい
男の名はウスクラ
二人とも弓の名手で、鹿を殺せる、っていうけど
ウスクラの前で倒したのは、野牛?みたいね
市場で買いたたかれそうになると、マキナは嘘を見抜いて上手に売り抜ける
で、そこでマキナとミシネットが、お金を持つものを「美人」と呼ぶことに
ウスクラは気づきます
そして、この市場で、マキナは鬼人のエンと行き会います
(鬼人たちが、この岸辺の唄シリーズのレギュラー)
さて、かわいい世間知らずのミシネットが男たちに襲われるとこを
ウスクラが助けてくれます
マキナがいれば、相手の嘘がわかったのにね
ミシネットは薬草で薬が作れるので、それを売って旅費稼ぎをしますが
そのうち、白い鳥が、地域の金持ちの家で飼われていると知ります
田舎でいけにえ選ぶより、金持ちのとこでうまいもの食ってるほうが
鳥にも幸せなんじゃないか、ってウスクラが言いまして
☆
で、こっからが後編
金持ちの屋敷に入るには、売られてきた、ってことにするのがいい
で、ウスクラが迎えに来て、ってこととなり
そこまで巻き込むなら、どっちか俺の妻になれ、ってウスクラが言います
ミシネットは、好きな人がいるからダメ、っていうので
マキナが結婚の約束をしますけど、ウスクラはあまり正直な男でなく
マキナは嘘がわかるから、結婚を受諾できない
☆
とりあえず、マキナは売られて形で富豪の門をくぐり
もう一人、ミシネットが来るはずが、言葉がわからない美女がやってきます
マキナの機転で、二人だけで沐浴する、ってことにしたら
もう一人は市場で出会った鬼人のエンでした。青年だけど美女に見える
で、彼が人食い鳥を見極め、逃げようとしたら
館の外から矢が降ってきて、人食い鳥は射殺されます
そしてエンとマキナは富豪の牢へ
そこでマキナは、じいさんを見つけます、あんたが白い鳥だ!って
白い鳥は、鬼人でしたね。鳥にも人間にもなれる。
☆
一人残ったミシネットは、市場で薬売りを継続してたら
富豪の館に呼び出され、奥さんに、夫殺しの毒をよこせ、と命じられる
毒が効いても、薬師は殺される
でもミシネットは、富豪の姿を見て、すでに死相が出てるし
奥さんのおなかの子は男子だから
死ぬまでやり過ごせば、おなかの子は跡取りになれる、って
☆
さて、富豪が飼っていたのは鬼人が成った人食い鳥で
その鬼人のおかげで元気になったけど、人食いどりに操られて
奴隷とかを購入しては食わせてました
で、富豪の奥さんは、旦那の死期まであと二日、とミシネットが言ったので
いった通りだったら、無罪放免、違ったら追ってを出す、って
☆
ウスクラは不治の病で、ミシネットと一緒のとこで大きな発作を起こして寝たきりに
マキナの願いで、ミシネットは禁術を使ってウスクラを歩けるようにして
島へと連れ帰ります
さて、人食い鳥は、首を落とさないと死なない鬼人なので
矢を撃ったミシネットを追ってきます
その鳥を追って、鬼人のエンたちもおいつき
結果的にミシネットは鳥の下敷きで死にますが
死体を連れ帰るのは約束だよ、ってことで
ウルスラがおぶって連れ帰ってくれます
☆
島には羊たちの牧草があり
そして、死んだといわれた人たちが成長して暮らしている
ただ、信じてないと、島には渡れない
ミシネットは死体を連れ帰ってもらい、湖に沈めてもらえたから
前に生贄とされ、死んだのちに島で成長した「パル」と幸せになってました
ミシネットの禁術は、ウスクラの不治の病を半分もつって術で
結果、ウスクラは歩くことができたし、ミシネットが死んだ今は
病は半分になって、なんとか良くなっている
で、マキナはウスクラと一緒になれた
生贄を選ぶ鬼人の鳥は、どっかでまた生まれているかもしれない、ってことで
マキナはウスクラと、外の世界を旅して幸せにくらして
二人の間には子供も生まれたね
って感じで完了
うん、面白かった
☆
最後の話は、すいこの鬼魔女さまが死んで
その後継の赤ちゃんを、連れ戻るお話
エンとかジンファとかが登場し
砂河の中で生きる一族は
中にいる限り、年をとらず
河に巻き込まれて外界にでると年を取る
でも、鬼人であるからまぁ、いろいろ超越してるらしい
って感じで、正直よくわからんかったな
うん
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posted with ヨメレバ
今 市子 ホーム社 2024年09月25日
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