推しマンガ。
大好きなシリーズです。
絵柄も劇画調でかっこいい。
ただ、20巻まで来ましたが、これ、道真がどこまで偉くなる分まで描かれるんだろうか
藤原の政争は、ず~~~と続くしね~
☆
応天の門(20) 目次
108,京の貴族が群飲しつ遊を制さるる事.1
109,2
110,3
111,4
番外編
112,藤原常行、太皇太后を尋ねること
113,内裏にて、青馬節会の催さるる事.1
☆
応天の門(20) ネタバレ注意
平安時代に富士山のはじっこが噴火してます
当時、天変地異は帝が神に愛されてない、ってことですね
まぁ、飲み会自粛、は当たり前だと思いますが
貴族のやつらは、飲むのが好きなので、文句も出てます
☆
さて、ある襤褸屋が火災となりまして
ある貴族が、相方の女を見捨てて逃げたんですが
女の方は、殿様に愛されてるし、いつか屋敷に迎えてやるって言われてるし
おなかに子供もいるし、って、火事で死んだかもしれない
殿様を見捨てた、って生きていく気力がない
周りは、どうせ騙されてるんだ、って思って慰めるんですが
当人が、思い込んでるんで
巡り巡って、女を慰める方法を、道真が考えることになります
検非違使で在原業平の方は、逃げた男を見つけ出し
禁酒となってる貴族世界で、酒飲んで、女見捨てて、最低、とお怒りで
逃げた男は、黙っていて、って業平に付け届けをするので
その中の毛皮を見て、道真が
殿様はカワウソの化身でした、ハラの子を守ってくれたんだよ、って
で、もらった毛皮を焦がして「死体」に見立て
周りの女たちは、子供を産んで頑張る、って気分を持ち直した女のために
この毛皮、燃えてないとこ切り取って、金に換えようって
女たちはしたたかで、やさしいですね
☆
藤原北家の良房は、古だぬきで、帝を傀儡にするつもりだし
良房の養子で後継の基経は、良房が嫌いだけど、自分なりに生きていくしかない
で、帝のおばあ様の太皇太后は、藤原の血筋だけど
(この時代、近親相姦のように、帝の中には藤原の血統が入りまくってるので)
自分の息子を殺された、って藤原を恨んでいて
その思いで、宴にきた貴族の皆殺しを計画したりしてます
(前の29巻あたりね。備忘録してるので、読み直してみてください)
で、それを道真の機転で、毒を解毒したりして
未遂にしたんですが
太皇太后は、しっかり隔離状態となってまして
その事件を知らない常行が、太皇太后の監禁された屋敷に挨拶にいっちゃったりして
まぁ、政争ですね
☆
さて、年末
追儺、って鬼祓いの儀式がありますが
都には百鬼夜行、って事件があって
検非違使が一人、死んでます
もう一人は、恐怖で引きこもり
在原業平は、見舞い金を渡すように指示します。
さて、正月二日は、大臣大饗応が習いだったんだって
大臣が、高官を招待しての大饗宴
良房のとこでやることになります
ってとこで、次巻へ
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