蟻の帝国(1) 文善やよい 感想レビュー備忘録。BLじゃなくてウィングス連載

推しの作家さん。

BLの人外ものが得意な作家さんですが、今回はメタモルフォーゼ・ファンタジー。

これを書いている現在、3巻まで出てますが

まだ連載継続中です。

伏線が多くて、まだまだ結末がわかりません。

そこがよい!

ネタバレ注意。

蟻の帝国(1) (ウィングス・コミックス) [ 文善やよひ ]

1~6+描きおろし

2017年から連載が始まり

2020年の8月分までが

1巻と2巻同時発刊で出てます

ウイングスのマンガ

面白いんですが、連載がゆっくりだから

なかなか1冊にまとまらないのですよ。

今回は、1,2巻同時に出てますが

3巻までが長かったな~。

女王が香りで統治する国があります。

民には触角があり

まぁ、蟻の擬人化的世界です。

沢山いる職蟻=働きアリね

特権階級の兵蟻

そして女王。

兵蟻と職蟻は、身体の大きさも全然違う

で、ルーリャはアーリャと暮らしていて

二人には腕のいい薬師の母親がいたけど

隻腕の兵蟻に連れてかれて戻らない。

なので、二人は隻腕の兵蟻を、仇だと思ってる。

ルーリャは泣く蟻です。

涙を流し、女王と違うフェロモンをもつ蟻は

女王のたまご、と認定される。

で、ルーリャは、母が残した薬で感情の高ぶりを押さえ

涙を隠していたけど、隻腕の兵蟻とのやり取りで涙を流し

結果、女王に謁見、たまごとして城にとどまるのね

ルーリャの兄弟のアーリャは

もともと優秀だから城の職蟻に抜擢されますが

隻腕の兵がルーリャ付きになることに不満を述べたものを

女王がサクッと刺し殺したり

ルーリャには怖い世界です・・。

城の中には、もう一人の女王の卵の乙女・メイリアがいます。

で、ルーリャと隻腕は、血を交わして契約するのね。

で、女王のたまごは

従者の血を飲めば、ひん死でも蘇生する、ってことで

ルーリャは女王の命令で

油の国に外交しに行きます

油の産出が減ってるんだって

ことによっては、派遣してる兵蟻をひきあげる、って

メイリアの他に

ブラビス、という卵がいたらしいけど

亡くなっているようです・・。

油売りの国

アブラムシ、の世界みたいね

兵蟻に守られて、死ぬものが減り

その代わり、女王の国に油を献上してる

でも、その油の質が落ちている

なぜ、ってことを探るとともに

3年前の戦いの時

隻腕の騎士とともに、薬師がきてくれて

アブラムシを助けたけれど

彼女は殺された、って

その人こそ、ルーリャの連れていかれた母でした・・。

ってとこで1巻終了。

蟻の帝国(1)
蟻の帝国(1)

蟻の帝国(1)

[著]文善やよひ

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