薔薇王の葬列(13) 菅野文 感想レビュー備忘録。 リチャード戴冠。王となる

ばら戦争ののち

王位は次々と移ります

シェイクスピオアの昔から

リチャード三世は、悪い王様、が定番でしたが

最近は、違うんじゃない?ってお話が

いろいろ作られるようになりました

薔薇王の葬列 13 (プリンセス・コミックス) [ 菅野文 ]

薔薇王の葬列(完結) | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)

本作は、そのリチャード三世が

実は両性具有だった、って設定で

この時代、神様も悪魔も信じられてますから

人と違う=悪魔の仕業、でありますから

体の秘密がばれたら、リチャードは火あぶりです

ですが、バッキンガム、っていうキンギメーカーと手を組んで

リチャードは

兄の二人の息子を蹴落として

リチャード三世、として戴冠、王となるのです

ですが、リチャードの体の秘密を知り、抱きしめてくれたバッキンガムを

体からとはいえ、愛し始めたリチャードと

そんなリチャードに、実は前から惚れていた、って

今さらながらに気づいたバッキンガムは

王となり、王妃のアンと同衾することになったリチャードに

嫉妬しちゃうのね

で、戴冠の祝宴で仮装舞踏会があって

この時代、身分とかいろいろがんじがらめだから

自分でないものになって、楽しむ、っていうのは

とっても人気の娯楽で

アン王妃の要望で、リチャードは女装するんだけど

もとから半分女性で、今はバッキンガムの愛を受けて

キレイになっているリチャードの女装は、それはも~うつくしく

悪魔に仮装しているバッキンガムを見つけて

二人で抜け出してしまうのね

で、抜け出して愛の合体をするんだけど

濡れちゃったので、着替えを、ってリチャードの兄が持っていた別荘へ

でもそこでは、昔リチャードが、政敵であったランカスターのヘンリーを

殺した場所で

リチャードはいろいろと記憶が・・

でもって、実は生きていた?ランカスターのヘンリーが

リチャードとバッキンガムを追ってきていて

おお、どうなるんだ!

この漫画は、引きがとっても強くて

途中でやめられない!のですよ

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