いつか死ぬなら絵を売ってから(1) ぱらり 推しマンガ。私の感想レビュー備忘録。アートとお金の関係に切り込む漫画。

推しマンガ。

どこかのレビューでおすすめされて、読んでみたら嵌まったので

既刊4冊を一気読み。

いつか死ぬなら絵を売ってから 1 (ボニータ・コミックス) [ ぱらり ]

いつか死ぬなら絵を売ってから | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com) このシリーズ既刊の、感想レビュー備忘録。

いつか死ぬなら絵を売ってから(1) 目次

1,パーフェクトラバース

2,天井からしたたりはじめる時

3,ジョコンダは階段にいます

4,ヴァレーカーテン

あざにおしろい(前・後編)

いつか死ぬなら絵を売ってから(1) ネタバレ注意

ネカフェ暮らしの、養護施設育ちの一希が主人公です

昔から、絵を描くことが好きで

描かずにいられなくて

でも、色付き絵具など買えないからサインペンで黒一色です

で、そんな一希が掃除のバイトをしていたら

不思議な眼鏡男が、一希のスケッチを買いたい、って

けっこうな大金だったので、ちょうど、ネカフェで闇バイトを誘われたこともあり

ヤバイやつだ、と金ごと振り払います

仕事先のえらい人だった、とだけ知っているので、クビになる、と恐れる一希に

自宅掃除の指名が入ります

豪邸には、昨日の男が待ってました

で、もう一度、一希に金の話をするので、つっぱねます

まぁ、掃除に呼ばれたので、マスクと手袋で窓をふくんですが

その居間では、眼鏡男が、一希にもらった絵を表装して、倉庫持ちの男に売りつけました

一希は、詐欺みたいだ、って怒るけど

あの絵の値段は、今決まったって

一希は、もらった万札でよいホテルに泊まります

ネカフェじゃない部屋

そして、稼げるなら、稼ぎたい、って

この1話の流れが、テンポよくて、共感できて、納得できるからいい

一希が個人宅の仕事をするので

同僚のおばちゃんが、彼を心配してくれました。

セクハラではない、とだけ一希がいうと、掃除の腕を見込んでくれたのね

良かったね、って

いいおばちゃんだ

透の知人のホームパーティに行き

場違いだったから、心沈めるためにスケッチしてたら

家主に褒められまして、流れで壁に描きだす一希です

途中で、一希が、著名作家ではない、と気づいて家主が文句をいいますが

透は、あなたは名前だけで美術を判断するんですか、とバッサリ

一希に、壁絵にサインさせて、退場です

かっこよ

さて、一希の絵は2作品値段がつきましたが

次はダメだろう、ってことで画廊への売り込みが始まります

そこで、今までの作品を全部捨てた、っていう一希を

バカか、と透がいうんですが

ネカフェ暮らしで、荷物を減らすのが至上命題の一希には

バカ呼ばわりされて我慢ならない

ってことで、一度は決裂するんですが

透が自分のために動いてくれてるのは確かだし

透も、コミュ症だったって謝罪していきたので

二人で美術館デートです

美術がみなのものに、という趣旨で頑張っている人がいるのね

透は、自分の収蔵絵を家に飾りまくります

そうして、一希に好きだけ見て、感じてほしいのね

でも一希は、透の部屋に1泊住んだけど

壁絵が50万円で売れたなら、アパートが借りられる、って喜びます

ただ、透は、生活に追われてほしくない、どんどん描いてほしいのね

無意味な労働する必要がない、なんて透がいうので

一希はブチ切れ、家政婦さんも、それはあなたが悪い、って透をしかります

飛び出した一希ですが

いくのは、子ども食堂で、一希によくしてくれた食堂でした

コロナもあって倒産しちゃった

自分に優しくして、こうなるのは、もうみたくない、っていう一希に

透は、自分の資産はつぶれない、っていうから、それは聞きたくない一希ね

ただ、一希は描かずにいられず、金は必要だし、1割を透に渡すことで

透と手を組むことにします

透は、すべての時間で描いてほしい

一希は、透に頼り切りはいやだ、ってことで

透の知り合いの画廊で掃除をする、という仕事を見つけてきます

後半、あざにおしろい、っていう前後編が入ってます

化粧美人の子が、アザのある子にメイクしてあげて

それで二人ともかわいくなるんだけど

友情がためされて、見た目にこだわる男より

友情がいいよね、って話

超絶短縮だけど、とってもいいお話でしたね

訪問、ありがとうございました。  

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