応天の門(20) 灰原薬 推しマンガ。私の感想レビュー備忘録。富士山噴火と、火事と、色々

推しマンガ。

大好きなシリーズです。

絵柄も劇画調でかっこいい。

ただ、20巻まで来ましたが、これ、道真がどこまで偉くなる分まで描かれるんだろうか

藤原の政争は、ず~~~と続くしね~

応天の門 20 (バンチコミックス) [ 灰原 薬 ]

応天の門(20) 目次

108,京の貴族が群飲しつ遊を制さるる事.1

109,2

110,3

111,4

番外編

112,藤原常行、太皇太后を尋ねること

113,内裏にて、青馬節会の催さるる事.1

応天の門(20) ネタバレ注意

平安時代に富士山のはじっこが噴火してます

当時、天変地異は帝が神に愛されてない、ってことですね

まぁ、飲み会自粛、は当たり前だと思いますが

貴族のやつらは、飲むのが好きなので、文句も出てます

さて、ある襤褸屋が火災となりまして

ある貴族が、相方の女を見捨てて逃げたんですが

女の方は、殿様に愛されてるし、いつか屋敷に迎えてやるって言われてるし

おなかに子供もいるし、って、火事で死んだかもしれない

殿様を見捨てた、って生きていく気力がない

周りは、どうせ騙されてるんだ、って思って慰めるんですが

当人が、思い込んでるんで

巡り巡って、女を慰める方法を、道真が考えることになります

検非違使で在原業平の方は、逃げた男を見つけ出し

禁酒となってる貴族世界で、酒飲んで、女見捨てて、最低、とお怒りで

逃げた男は、黙っていて、って業平に付け届けをするので

その中の毛皮を見て、道真が

殿様はカワウソの化身でした、ハラの子を守ってくれたんだよ、って

で、もらった毛皮を焦がして「死体」に見立て

周りの女たちは、子供を産んで頑張る、って気分を持ち直した女のために

この毛皮、燃えてないとこ切り取って、金に換えようって

女たちはしたたかで、やさしいですね

藤原北家の良房は、古だぬきで、帝を傀儡にするつもりだし

良房の養子で後継の基経は、良房が嫌いだけど、自分なりに生きていくしかない

で、帝のおばあ様の太皇太后は、藤原の血筋だけど

(この時代、近親相姦のように、帝の中には藤原の血統が入りまくってるので)

自分の息子を殺された、って藤原を恨んでいて

その思いで、宴にきた貴族の皆殺しを計画したりしてます

(前の29巻あたりね。備忘録してるので、読み直してみてください)

で、それを道真の機転で、毒を解毒したりして

未遂にしたんですが

太皇太后は、しっかり隔離状態となってまして

その事件を知らない常行が、太皇太后の監禁された屋敷に挨拶にいっちゃったりして

まぁ、政争ですね

さて、年末

追儺、って鬼祓いの儀式がありますが

都には百鬼夜行、って事件があって

検非違使が一人、死んでます

もう一人は、恐怖で引きこもり

在原業平は、見舞い金を渡すように指示します。

さて、正月二日は、大臣大饗応が習いだったんだって

大臣が、高官を招待しての大饗宴

良房のとこでやることになります

ってとこで、次巻へ

応天の門 20

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