推しマンガ。ベテラン作家の最新シリーズ。
天女（月の娘）が月に戻るまで、の話かと思ったら
地上の兄さまと恋仲になり
治天の君、の横恋慕は続くし
帝の後宮に入った月娘の話も並行していて
正直、とっちらかってます・・。
ネタバレ注意
輝夜伝（8） （フラワーコミックス） [ さいとう ちほ ]
輝夜伝 | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)
☆
36話、初事
37話、古物語の天女
38話、治天と月詠
39話、黄泉の月夜
40話、夜ばう
☆
過去にも、けっこうたくさんの月娘（天女）が
地上にいたようで
みんな美人だから、人間とつがって子供を産む娘も多いようで
そうすると、天界（月の世界）に戻れなかったようです。
っていう、天女の生態などが7巻までに
いろいろ描かれてまして
（月詠とかた、調べて回った）
で、月詠は、天女と人間の娘なので
一度天界から迎えに来た時には戻れなかったらしい。
そして現在
純然たる天女（月から堕ちて生まれてきた人）であるがくや姫は
帝と知り合い
帝の愛にほだされて、天界に戻るより
帝の子供を産むのがいいかな～、って心変わりします！
それが8巻の一番の転換点！
☆
それに対して
治天の君は、帝の想い人であるかぐや姫のことは
まぁ、手に入りそうもない、ってスルーしはじめ
権力者の庇護のない、月詠と
おばあさまが天女で、天女の面影がある双子の仏師の三人を
自分のもとに侍らせてます。
でもって、特に月詠をゲットしようとしてまして
兄の梟を愛している月詠にしてみれば
権力者に横恋慕されて、貞操の危機だし
月詠に恋している大神は、月詠の心が得られなくてつらいのね
という風ん、月詠への三角関係と、権力者からの横恋慕
かぐやと帝の進展とが
平行して進んでまして
かぐやは月からの使者でもどっちゃうのか
月詠はこれからどうなるのか、っていう
先がみえないままに8巻終了だわ。
う～ん。
絵柄は華麗だし、面白くはあるんだけど
ヒロイン？の月詠の信念がはっきりしない。
梟を愛してる、らしいけど、結果、どうしたいのか、とかが不明なの
あと、天女とは、っていうとこの謎が今一つわからないからな～
とりあえず、次巻も読みます（＾＾）
[著]さいとうちほ
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