推しマンガ。
大好きなシリーズですが、ほぼ1年に一度の新刊です。
新刊でると、前を読み直さないといけない
あと、キャラのドラマが深いので、メインが終わったら、SSみたいに描いてほしいな~
日に流れて橋に行く 11 (愛蔵版コミックス) [ 日高 ショーコ ]
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日に流れては橋に行く(11) 目次
44,雪下出麦.1
45,2
46,水沢腹堅.1
47・2
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日に流れては橋に行く(11) ネタバレ注意
このマンガの目次タイトル
ほとんど意味が分からん・・。
クッキー連載、隔月連載、4話で新刊1冊。
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明治維新ののち、呉服屋がデパートとなった黎明期のマンガ
三越が日越
白木屋が黒木屋、と変名されてまして
三ツ星呉服店の、三男の虎三郎が、現在社長で頑張ってます
イギリスへの海外留学をさせてもらい
そこで知り合った鷹頭玲司が、虎三郎のスポンサーになってますが
この鷹頭ってのが、膨大な資産を何で稼いだかわからない・・。
で、日越の日比谷社長と因縁の背景が
11巻で、やっとちょびっと出てきます。
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10巻の続きの話は
本郷にある、元大名家で、今は男爵である平瀬家との結婚話を
虎三郎が断ったとこから始まります
当時の爵位は、大名家は基本伯爵家以上なんですが
平瀬家は、大名家だったけど、ご一新で幕府方だったので男爵にされてます
とっても不満ですし、現在の当主はやり手なので
華族となっても経済力は大事、と銀行とかもやってるし
現在の虎三郎が頑張り、躍進する三ツ星呉服店に口出しするためにも
三ツ星の当主に、うちの娘を嫁入りさせたかった。
この時代、上からの結婚は断れない
平民の虎三郎は、男爵家からも申し出が断れない
女性側からは断れない、ってのもあって
もう、虎三郎は受諾一択なんですが、平瀬のお姫さまは
断ってください、って虎三郎に無理を言い
で、その無理を通してくれた虎三郎に、けっこう心が動くお姫さまです
うふ、面白い
☆
16年前のお話になります
日越の日比谷が37歳の時での、ロンドンでの話
鷹頭も、ロンドンで子供ながらに、養父の店で働いてました
鷹頭の父は日本の美術を世界に広めていきたい
でも、日比谷は、日本の美術が日本から流れるのを止めたい
ってことで、鷹頭の父の店をつぶしたんらしい。ふむ
☆
多分、詐欺まがいのことでつぶしたんだろうね
だから、日比谷が鷹頭の店にいた、という証拠はない
唯一、子供だった鷹頭玲司が、日比谷の訪問を覚えていた、ってだけね
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さて、虎三郎が頼りにする大番頭は、現在北海道です。
長男で出奔した有虎さんのとこに行ってるんですが
それは虎三郎に言わずに、ただ、客のことでしばらく帰れない、って
☆
虎三郎は、平瀬からの縁談を、大番頭に相談せずに断って
今、後悔がどっぷり
でも、店は順調で、年末のすす払いが始まります
大工さんが高いとこすす払いして、女中さんも掃除
終われば、酒に餅つきに、女中さんたちのはお土産のお弁当
すばらしい
☆
ただ、注目されるといろいろ嫌がらせもある
実際、日越の日比谷の妾の子は、虎三郎を目の仇にして
大番頭の過去を暴く記事を書かせます
☆
時子の親友で同僚の坂巻さん
美人で仕事ができるけど、この時代に一人で生きるのは大変
で、そんな坂巻さんが気になるし、まぁ、惚れてる(周りにバレてる)但馬くん
彼は、結婚しても共稼ぎ、ってのを、けっこう当たり前にいうから
坂巻さん、目からうろこだし、但馬くんへの好感度爆上がりですね
☆
46話からは、大番頭の過去の話
ご一新で、日本中が荒れていた時代に
博徒(いまのやくざ)で名前がうれていた牛島平八
彼は、ケガして殺されそうなとこを、虎三郎の父の
虎壱に助けられ、拾われ、店に入れてもらって、大番頭まで行きました
自分は結婚せずに、親友で主である虎壱の三人の息子を自分の子のように愛してますね
でも、今、三ツ星呉服店はクリーンな店への変貌途中なので
新聞のリーク記事で、店には閑古鳥
それを知った牛島は、店をやめると決めます
博徒であること、いずれバレることは
虎三郎も知ってたし、彼の親友でもある番頭の五百雀も見越してたから
次男の店で隠居する、ってことになってましたが
牛島は、在虎のとこに行くみたいね
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って感じで11巻終了です
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posted with ヨメレバ
日高 ショーコ 集英社 2025年05月23日頃
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