蟻の帝国(2) 文善やよい 感想レビュー備忘録。油売りの国篇終了

推しの作家さん。

ファンタジーですが、蟻の生態とか、いろいろおもしろいです。

ネタバレ注意。

蟻の帝国(2) (ウィングス・コミックス) [ 文善やよひ ]

7~14+描きおろし

蟻の国、というファンタジー世界のお話

ここは、生態が蟻と似ていて

女王蟻がいて、兵士格のおおきい蟻がいて

働きアリ的な小さな蟻という

三つの身分があります。

ルーリャは小さい蟻ですが

フェロモン(涙)を出すということがばれて

(母親が、薬、と称してフェロモンを隠すものをくれてた)

で、女王蟻のとこに連れてこられて

たまご、として扱われます。

ルーリャの母は腕のよい薬師で

そのために、戦争地帯へ連れていかれて

そこで死んだ、と言われてました。

母を連れていった隻腕の兵士を

ルーリャと兄弟は覚えていて

仇、と狙ってますが

たまごのルーリャに従者としてあてがわれたのが

隻腕の騎士・アミメその人でした。

って流れが1巻で

2巻では、女王蟻の命令で

油売りの国からの貢物が減っているので

その調査と対処のたえに、油売りの国へと派遣されます。

その道中で

アミメは、前の女王のたまごの従者であり

その卵は、どうも死んでいるらしい、とわかってきます。

ぼんやりとした伏線ね

で3年前の、油売りの国での動乱で

テトラという薬師が死んでいて、そのテトラが

ルーリャの母でした(ここで初めて名前がわかる)

ぐるぐるするルーリャですが

油売りの国は、現在カゲロウに侵略されていて

どんどん油売りが喰われちゃう。

前にテトラが、カゲロウの卵がうどんげの花に化けて存在し

そこからカゲロウが生まれて、喰われてるって看破するのね。

で、その時にいろいろあってテトラは死んだ、ってことだったんですが

アミメが、テトラを逃がすために死んだことにした、って

さて、ルーリャとともにテトラに育てられた兄弟のアーリャ。

彼は優秀で、実力で城勤めへと出世して、そこで女王と対面

女王は、アーリャに目をかけます

なんか、訳ありっぽい

アーリャはもう一人の女王候補・メイリアと懇意になります

城の中の関係が、複雑化していきますね

油売りの国では

ルーリャが、匂いに騙されずに、油売りに化けたかげろうの子を見つけます

これで、カゲロウの侵入は阻め

怪我したルーリャの傷は、アミメの血で治療できたりします。

ふむ

で、テトラを逃がしたのは、どうも、ルーリャに薬をつくったせいで

自分は戻れば処刑される、って言われたかららしい。

無事に女王蟻の国に戻ったルーリャは

アーリャに、隻腕の騎士とテトラのことはいえず

ただ、自分が女王になって国を変えれば

母は戻ってくれる、と気づくのでした

って感じで読了

これ、おもしろいな~(^^)

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[著]文善やよひ

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