推しマンガ。
海街ダイアリーのスピンオフ、というか
登場人物が少しかぶってますが、こちらだけでも楽しめます。
人間ドラマが素晴らしい
ネタバレ注意。
詩歌川百景（3） （flowers コミックス） [ 吉田 秋生 ]
詩歌川百景 | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)
少女マンガのレビュー | 推しマンガ探ブロ。 (veteranmama.com)
☆
9，苦い蜜
10，終わる夏
11，炎上
12，解けない謎
☆
飯田和樹は、前のシリーズの主人公の、血縁のない弟で
現在は、河鹿沢温泉で働いてます
和樹の幼馴染に、剛、類に
今は老舗旅館のあずま屋で働く、同じく幼馴染の妙が
メインの登場人物です
☆
鎌倉の姉と、やっと姉弟になれたかな、という和樹。
人のえんを、いろいろ感じる和樹が今考えているのは
親友の類（男）の恋する相手が剛だ、って気づいたこと
さて、類の母親は、精神を病んで、宗教にお金をつっこんだりしてます
そして類の・リコは、疎外感に半泣きです。
☆
妙の両親も離婚していて
父親はじつの父ではなく、それを回りは知っていて
かわいそうな子って言われたのが一番腹がたったって
善意だと思って隠して、それが一番傷つくって
うん、地獄は善意の道でできている、って格言もあるしな
☆
類の作ったHPが好調なのに
ぬいぐるみの中身（類が入ってる）はカルト信者だ、って怪文書が
☆
リコと類のママが、いなくなり
探し回っていたら、熱中症でへたりこんでいて
そこにいたのが副住職と愛ちゃん先生でした
この二人、カップル？
☆
類は、弱みを見せられず
それは妙も似ていて
親に虐待されても人を信じられる和樹の強さはすごい、とか
いろいろセリフがすばらしいので
是非、本編を購入して読んでください
☆
怪文書を出したのは、誰かはみんなわかってる
バカで悪意のあるのは、あいつだから
で、それを宮さんという大人に相談した上で
類は、同性愛だとカミングアウトします。
和樹も妙ももうわかってたけどね
☆
類は今でも母の行動が意味不明だけど
妹が、隠してると、母が今度は宗教詐欺の加害者になるって
その視点のなかった類と父は、母の病気を認めて、父は離婚もせず
類も、なんとか長男として支えることになりました
☆
火祭りの夜
酔っぱらった光司が類にいっちゃもんつけて
殴りつけるから、光司のおやじが、光司をぶん殴ります
で、光司が村を出て行きました
都会の職をクビになったのに休職だって嘘いってた
へたれが逃げましたね
☆
温泉宿泊に、登山を組み合わせる企画を類が発想し
女将さんのOKで、ならし宿泊です。
そして、いろいろ山のプロのお話が
ここらも勉強になりました
すごいな
☆
で、違う目が入ったからか
神隠しのように消えた10年前の学生さんの遺留品がみつかります
ご両親は、お喜びでしたね。
やっと戻ってきた、って
それでも真相も遺骨もわからないままです
☆
って感じで3巻終了
まだまだ続くかな
このシリーズの新刊を読むと
前のシリーズ海街ダイアリーを読み返しちゃいます。
前のシリーズもとっても素敵ですよ
推し
☆
[著]吉田秋生
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