推しマンガ
新刊が出てるのに気づかなかった。本作は、亡くなった刀鍛冶さんへのオマージュでもありました。
KATANA 22 お国と刀天下 (あすかコミックスDX) [ かまた きみこ ]
KATANA | 推しマンガ探ブロ。 本シリーズ既刊の、感想レビュー備忘録
少女マンガのレビュー | 推しマンガ探ブロ。 少女漫画読了既刊の、感想レビュー備忘録
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KATANA(22)お国と刀天下 目次
88、明鏡の刀
89,銘「命」
90,お国と刀天下1~3
あとがき
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KATANA(22)お国と刀天下 ネタバレ注意
今高校生の成川滉は、小さい時から刀の魂魄を見ることができます
だから、刀の気持ちがわかるのね
ご時世なので、刀なんてあぶない、とかいう父兄もおりますが
ぶつぶつ言う滉を、気持わるがったり、いろいろいう親たちに
ちょっと落ち込む滉のママですが
ママが父親(滉のじいさま)にちょっと愚痴ると
お前も、けっこう不思議な子だったぞ、って
自分は、両親に自由に育てられていたんだ、って気づいてからは
滉を守るママでした
で、滉は魂魄が見えますが、ママも、明確ではないけど
ちらほら見える人でしたね
遺伝ね
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銘「命」は、現在の刀剣をつくる刀工さんのお話し
滉の世界に彼が入りこむような形で
刀工が命を込めて打つ、最後の刀の物語でした
現代も、伝統の技術は続いているのね
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お国と刀天下、は
豊臣の時代が終わり、家康が天下泰平に動き出した
慶長の時代の物語
大名もの、とか
名物が命や土地と同じ価値をもちつつある時代でもあります
戦争が禁じられているので、領土が分捕れず
代わりに、名物を拝領するようになるからね
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お国は、女性ながら男装して歌舞伎、という「劇」をする人で
当世の人気者です
そんなお国のパトロンが、家康の息子の松平秀康さまね
ちょっと前までは、戦争で城が焼けたりするから
そうすると、刀も焼けちゃうんだけど、それのメンテをする名人も生まれてきてます
時代が名人を必要とするのね
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さて、そんな時代に、なぜかタイムトリップしてきた滉です
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家康が、今後の刀について、目利きたちに質問です
身分を隠してなので、自由に、ってことですが
相手が家康だと気づく者もおりました
戦争がなくなれば、刀が不要になるから、刀狩りが必要か、という家康に
武家の主従関係としての、下賜品として、十分生きていける、って
で、目録と刀がずれたり、嘘だったり、目利きがみると、許せない祖語があるから
刀の天下、をちゃんと定めていけばよい、って
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呼ばれた場所は、かさね(襲)が守る先御(さきみ・先見)の屋敷
代々の権力者の先見をしてきた予言の一族ですが
豊臣から徳川へとトップが変わったことで
先代の女性が、今、切られて結界が壊れました
だからこそ、現世から滉を引きよせて、結界を張り直して欲しい、って
で、過去に引き込まれた刀を抜刀して、結界が張り直され
結果、闇が消えて、酒で刀を振り回す男は泥酔
滉は気力を使い果たしましたが、そこに過去の目利きの本阿弥光徳がいた、ってきいて
話したかった!って
いう間に現世に引き戻されましたね
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って感じで読了です
刀のうんちく満載のサブカルマンガ。今回も面白かったです
推し
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posted with ヨメレバ
かまた きみこ KADOKAWA 2024年10月23日
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