八雲立つ灼(11) 樹なつみ 推しマンガ。私の感想レビュー備忘録。神隠し編落着と、七地の危機。

推しマンガ。新刊が出るのがゆっくりなので、出ると既刊の備忘録を読み直します。

10巻終わりで、大迫さんが子供の時に出くわした神隠し事件に

進展があったけど、闇己(くらき)の助けて欲しい、ってことで11巻に続きました。

あ、中身はくらきですが、再生誕した体の名前はこうき、です

八雲立つ 灼 11 (花とゆめコミックススペシャル) [ 樹 なつみ ]

八雲立つ灼(11) 目次

誰そ彼は(後編)

頭屋神事(前編)

中編

後編

七地とくらき同居生活。描き下ろし

八雲立つ灼(11) ネタバレ注意

10巻からの続きです

黄昏時、っていろいろ交差しますね

理科室に、不穏を感じて近づきたくなかった大迫

見える子だったけど、言えなかった

で、大迫が最後に会った男の子がいて、神隠しになったんですが

彼の靴が出てきた、ってことで

消えた小学校に、大迫、こみき、くらき、が行きまして

理科室に入ろうとしたら当時を知る女性教師がいて

彼女も見える人だったので、昔のことを調べていたら

70年近く前、まだ木造だった小学校が全焼して3人の男子が死んでました

この子たちは悪霊とかでなく、自分が死んだこともわかってなかったので

くらきが大祓を唱えて、水をかけてやって、遅いから帰りな、というと消えました

ただ、もう一人ただし、という子が遅れてくる予定で

神隠しにあった、大迫の同級生も「ただし」で、呼ばれてしまいましたね

遺体、発見できて良かったです

頭屋神事、からは新しいお話です

あっちの世界どっぷりの、怖い話

でも、こういうのが面白いからな、このシリーズ

七地は一度、三保、という女性と結婚してますが、彼女に捨てられる形で離婚してます

で、その元妻が死んだ、ってことで連絡が来て

縁が切れてるんだから、葬儀に出る必要はないんですが

彼女が生前に語っていた「実家の話」「育った環境」と、ちょっと違っていて

四国の山奥の出身だった、ってわかります

でもって、葬儀もそこで、喪主も七地にお願いしたい、って

そういうことに詳しいくらきの母が、あそこは因縁が強い、って教えてくれて

七地は、くっついていく、っていうくらきに、同行拒否するんで

くらきも、中身はまだガキなので、じゃあ一人で行けよ、ってことでしたが

七地は、ふづちの一族との因縁があったりする、色々「引き寄せる」人なので

やっぱり心配で、おっかけます

っていうくらきサイドの話と平行して

七地が、元妻の遺体と対面したり、元妻の村での色々に断れなかったりしまして

元妻に似た、後妻の生んだ義理の妹の千乃がいて、彼女と結婚して

元嫁の実家である「田丸家」を継ぐようにいわれたりします

因縁でまっくろな一族ですが

そういう中でも、七地はぶれずに明るい

この「光」がくらきを引き寄せるものでもあるんですけどね

美保の実家の山奥の集落五家山集落。

平家の落ち武者、が住む村であり、銅山があって

独特の風習がある

村の結界の中に入ると、七地は「ふづち」家のことを思い出します

似てるのね

ふづちは1700年

五家山集落は、平家の落ち武者だから800年

古い因習が継続してる地方って、怖いわ・・。

で、この5家の長男長女は村に残り

他は外にでて、稼ぎを貢ぐ、ってシステムで

七地が神事(葬式)をすることで

一族が集まってきてます

でもって、七地はもう、村から出られない

そして翌日、朝10時から神事が始まる。

というとこで、朝、くらきが村に到着して

結界のとこで、押し問答

ってとこで次巻へ

次巻、いつかな~

八雲立つ 灼 11

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樹 なつみ 白泉社 2025年09月05日

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