推しマンガです。
連載が再開されたポーの一族。
この作品が既刊である「ランプトンは語る」につながります。
ポーの一族 秘密の花園(2) (フラワーコミックス) [ 萩尾 望都 ]
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アーサーは準男爵ですが
趣味の絵が、売れていて、画商が年に一度くらい買い取りにきます。
ほとんど風景画なんですが
エドガーの顔で何枚かの絵を残し、これが後世に残るわけですね
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アーサーは、吃音だったドミニク少年の死を後悔し
パトリシアへの想いを告げられなかったことを後悔し
まぁ、体調も悪し、けっこうお先真っ暗な病み系です。
だからこそ、エドガーが「僕たち(エドガー&アラン)はエルフ」という
けっこう無理にある設定に、のっかってる
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でも、アーサーが一度だけ関係を持ったピアノ教師が
身ごもったまま死んで、その弟が
恐喝まがいにいろいろ言ってくるのね。
で、アーサーの館には、本当の幽霊がいて(メイドたちは怖がってる)
それは、アーサーの自殺した母らしく
彼女はエドガーに息子をよろしく、とかお願いもしてる
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弟のダニーは、幽霊に襲われて館の二階から転落、けっこう大きなけがをして
その医療費を、アーサーが出してやります。
で、ダニーはその後少し回復して
幽霊に突き落とされたこと、姉の子供はアーサーの子ではないことを告げます。
アーサーは、薬のお茶で堕胎させるはずが彼女まで死んだ、って告白しますが
可哀想な薄幸の女を、殺したなんて、言わないで、って
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アーサーは結核なのね
で、その療養所に、ドミニクの母がやってきます
彼女が文字が読めず、自分の息子をバカにしていたアーサーたちを
ちょっと困らせるために、手紙を隠してたのね
ちょっと困らせるために、手紙を隠してたのね。
それが、パトリシアがアーサーに愛を告げた手紙
これがなかったから、二人の人生は交わらず
でもアーサーは、自分の自業自得だとそれを受け入れます
さらに、アーサーに献身的な看護婦は、父の愛人が産んだ娘で
娘にとっても、愛人の立場の母への想いは複雑だってわかります。
って感じで、アーサーはいろんなことに納得がいき
エドガーたちの勧めるままに、結核での死、という形でポーの一族へと
加入するわけです。
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とっても面白かったな~。
おすすめ
[著]萩尾望都
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ポーの一族 秘密の花園(2)posted with ヨメレバ萩尾 望都 小学館 2021年11月10日 楽天ブックス楽天koboAmazonKindle